本当は今回から「湯煙温泉一人旅」をお送りするつもりでしたが、今日、予想以上にすごいお客さんとであったので急遽予定変更します。
やくざと対決
昨日に引き続き今日も僕は金沢に出張に来ています。
このお店はいつもいる母店とは違い、約60坪の小さなお店です。(いつもの高岡イオンは220坪)
なので必然的に商品量、スタッフ人数が少なくなっています。
これが今回の騒動が起きる原因となりました。
事件が起こったのは16時ころでした。
朝10時から仕事をしているはずなのに僕の売り上げは3900円という体たらくぶり。
調子が悪いとかそういうのを通り越して、もはやヨン様の霊でも取り付いているんじゃないかと思うくらい売り上げが伸びませんでした。
売り上げを伸ばすには大きく分けて2つの方法があります。
ひとつは一人一人の方に、大金をつぎ込ませること。
ふたつめは、大量のお客さんを接客して数を稼ぐ方法。
今日はたまたまイベントが行われていたので、僕はすぐさま二つ目の行動をとろうと思いました。
「いらっしゃいませ」
「いらっしゃいませ」
「いらry」
「いry」
とにかく声を掛け捲ります。
このとき重要なのが、相手の目を見てすばらしい
つくり笑顔を向ける事です。
そんな中、僕はすごい人物に笑顔を向けてしまいました。
なんか高そうなスーツを着てる60歳くらいの中年男性。
後ろにはセカンドバックを持った紫のスーツを着た男一名と、スキンヘッド+眉ソリ常に腰に手がある男付き。
もう確信しましたよ。あああっちの世界の人だなと。
もうね、そんな人にスマイルあげちゃったから大変ですよ。
なんかね、「おい、」とか言いながら近づいてくるんです。もちろん紫、禿げも一緒に。
頭はパニック、消される、僕ここで消される。ここまで死を感じたのは、この間KOFでパキスタン人相手に56連勝して、パッキー5人に囲まれたとき以来です。
「おい、ちょっと聞くけどよ」
妙にドスの聞いた声でたずねられます。
「はい。」
話しかけられた手前、もう逃げる事は出来ません。
近くに新人の女の子もいたし、格好悪い所は先輩として見せれません。
「ワンピースってうっとるんか?」
?
「いやな、孫の誕生日に服あげたいのやけど、どんなのがいいのか全然わからんのや。」
「、、、」
「でな、ちょっと選んでくれんか?」
「はぁ、、、」
なんだこうして話すといいおじいちゃんやん。ほっと胸をなでおろします。
「サイズってどれくらいですかねぇ?」
「どれくらいかのぅ?6歳なんだけどよ」
「6歳ですか、、、」
「おい!サブ(紫のほう)お前事務所帰って服とってこい」えっ?!「はい!!!!」ええっっ??!!なんか紫がフェードアウトしていきます。
「兄ちゃん。とりあえずワンピみせてくれや」
なんかあからさまに堅気ではない人が
ワンピとか略してて笑いそうになりましたが、ここで笑ったら即死亡なので必死に我慢。
ワンピースコーナーへ案内します。
「こちらがワンピースになっております。」
「どれがかわいいんよ?」
「そうですねぇ、個人的にはこれとかこれとか、、、あっこれもかわいいですよ」
「ほぉ、、なんか他にかわいいのとかあるか?」
「えっとですねぇ、、、スカートとかでもよろしければいくつかお勧めがございますが?」
「よし、つぎはスカートや」
こんな感じで接客が続きます。もちろん僕らの後方1mには禿げがついています。
んで、スカートの紹介中に紫が復帰
「140cmでした、はぁはぁ。」
だいぶ頑張ったんでしょう。額からは汗が吹き出ていました。
「おせぇよ」親父さん一蹴紫がかわいそうすぎます。
「兄ちゃん、今までの中で140あるか?」
「はい!えっと一応全部ございます」
「そうか、じゃああとなんかいいのあるか?」
「え?じゃじゃあジャケットとか、Tシャツですかね」
「おーじゃあ140で適当にみつくろってくれや」
?????正直こんな事言われたのは初めてなので、本当にドバーッとわかりやすく言うと買い物籠3つ分くらい詰め込みました。
「こんな感じですがいかがでしょうか?」
「ん?終わったか?」
「はぁ」
「もういいのないか?」
「僕の好きなのは全て選びました」
「ん、そか」
「いかがですかね?これとか色々使いまわしも聞きますし、夏らしさがありますので、、、」
「いーよいーよ
ぜんぶくれカードつかえるんやろ?」
??????!!!!!!!「は?」
「つかえんのか?」
「いや、使えますが、、、」
「おぅ、一括な」
「そ、それではお会計のほう失礼いたします。4400円が一点、5600円が一点、、、、、、、合計
13万2890円になります」
まぁ、この『、、、、、、』の間が5分くらいありました。
「ありがとうございます、それではすぐに袋にお詰めいたしますので少々お待ちくださいませ。」
「おぅ、兄ちゃん子供服売り場どこにある?」
「えっ?3階にございますが?」
「わかった
おいサブ!3階におるから荷物もってこい!」「はい!!」これで僕の売上げは本日一位に躍り出ました。
「お待たせいたしました」
「ありがとよ」
、、、
、、、、、、、
「あの、、、お疲れ様です。」
「あぁ、、、ありがとう」
これが唯一、僕が紫と交わした会話になりました。
なんかいいやつじゃないか。
最後に紫だけにでも言ってやればよかった。
僕レディース担当なんで、子供服のかわいさなんて全くわからないって。
選んだんじゃなくて、端から端までほぼ全種類もってきただけだったんだ。
ごめん紫。紙袋4つは重かったろうなぁ
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- 2006/04/24(月) 02:16:18|
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更新が以上にされてませんでした。
ちょっと色々ネタを考えてて、、、
というわけで次回からはちょっとしたシリーズ物をやっていこうかと思います。
お楽しみに!
というわけで今日は一言だけ。
最近どこの職場(コムサ)にいってもあだ名が一緒になる現象が起きています。
必ずこういわれるんです
ヨン様
もう死にたい
- 2006/04/23(日) 01:39:05|
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今回も前の仕事ネタです。
その日僕は意気揚々と出社しました。
何度か取引した事のあるNHKから仕事の依頼が、直接僕に来たからです。
前回はNHK協賛の祭りの警備でした。
これが予想以上に上手くいき、これからは全部ぷりん君に任せるよ。とまで言われました。
なんと言っても天下のNHKですからね。
祭りのときの儲けは、3日で数百万でした。
そのNHKから仕事の依頼。まさにココロオドルですよ。
しかし、NHKで言われた一言に僕は驚愕しました。
「一晩中継車を見張ってて欲しいんだ」こいつついに頭に変なもの飼い始めたかな?と思いました。
「今度、サッカー中継やるんだけど、機材とかは前日に用意してしまわなきゃいけないから、どうしても夜を越さなきゃいけないんだよ
んで、その夜中の見張りをやって欲しいんだ」
「はぁ、、、ちなみに時間はどのくらいでしょうか?」
「19時から次の日の11時」
16時間労働ktkr!!「えっと、夜中だと深夜業務に当たるので、普段の1、35倍の料金になりますがよろしいですか?」
「うんいいよ」
「、、、わかりました。引き受けます」
まぁ正直、僕は営業という立場なのでほとんど警備はしなくていいんです。
ちょっと時間的にもつらい仕事だけど、僕が行くわけじゃないしいいかって感じだったんです。
んで相変わらず社長に報告。
「今度の土曜日、19時から翌朝11時までの仕事はいりました。」
「おっ!NHKか?」
「はい」
「じゃぁぷりん。お前やれ。」
えっ???!!!!!!「え?ぼくっすか?」
「ん?嫌か?NHKはお前指名なんだろ?しかもその日は他の奴みんな出払うんだよ」
「、、、」
「じゃ頼んだ」
こうして僕の16時間労働が始まりました。
9月16日19:00
僕はサッカー場に警備服でたたずんでいました。
今から僕は長い戦いに巻き込まれるんです。
手持ちの装備は、、、
○携帯電話
○携帯の充電器
○マグライト
○ラジオ
○ポカリ500ミリリットル
これだけ。
あまりにも心もとない。
というか16時間もあるのに食い物がないのは痛すぎる。なにか間違えてる。
あまりにも暇なのでまじめに巡回をしました。
さすがサッカー場。一周するのに30分かかってしまってびっくり。あまりの面倒くささに以後巡回はやめることに。
3時間ほどたったころでしょうか。異常な空腹感が僕を襲い始めました。
「やばい、これは確実にやられる」
ここで何をとち狂ったか、僕は当時の彼女に連絡しました。
「腹減った。サンドイッチが食いたい。」
待つ事五分
「どこにいんの?」
「富山のサッカー場」
「何してんの?」
「警備」
「あほやろ」
「もういい」
こんな心温まるメールを交わし、僕はラジオを聴き始めました。
「コンコン」
ラジオを聴き始めて1時間位したとき、外から音がしました。
「ぷりん君いきてる?」
「ん?」
「あーけーて」
ガラガラガラ
そこにはサンドイッチを持った彼女さんの姿がありました。
しかも手作り。
泣きそうになりましたね。いやむしろ啼きそうになった。
こんないい彼女が僕なんかと付き合っていることが不憫に思えました。
まぁ数ヵ月後別れる際にビンタされたんですけど。んで食料という最大のアイテムを手に入れた僕に恐いものはありまでんでした。
その勢いでまたメールをします。
to ねこたん ボー M谷さん
subject 無題
サッカーしようぜ
30分後3人とも来ました。
サッカーしようぜと送ったのに、誰一人ボールは持ってきていません。こいつら最高
肝試しをしたり、カップルのいちゃつきを眺めたり、何とか時間をつぶしました。
そんなこんなでも数時間が経過。夜中の4時くらいにみんな帰っていきました。
ここからまた一人です。寂しさでお腹はいっぱいです。
やることもない。いや仕事しろよ俺。
うん、気づいたらねむってました。
気づいたら10時だった。
NHKの人に
「異常なかったですか?」
って聞かれたときに
「何もないです」
って普通に言った自分が恐かった。
ちなみに中継当日は雨で順延。翌日に流れました。
んでまた中継車は一日放置。でも警備はしなくていいとの事でした。
なら初日もいらないやん
そんなつっこみは心にしまって僕は帰りました。
それにしてもあの日のサンドイッチはうまかった。
- 2006/04/07(金) 02:12:51|
- 仕事
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前の仕事がひどかったのは何度かここでも書いています。
そんな中のひとつの出来事を、今日は書きます。
「ぷりん。今すぐ砺波に飛んでくれ。」
僕は突如社長にこんな事を言われました。
「何かあったんですか?」
「いや、、、とにかくいってくれ。」
うちの会社は本社が富山市にあり、営業所が砺波(富山の西側方面)と新川(富山の東方面)にありました。
人材派遣や警備の仕事はさまざまな所であるからです。
「行けばわかるから」
なんとも煮え切らない答えです。
しかし社長の言葉は絶対だったので、僕は車を走らせました。
20分ほど走り、僕は現地に着きました。
なんか警察がいっぱいいるんですよく見ると端っこのほうにうちの会社の従業員がいます。
「石田さん、なんかあったんですか?」
僕は彼に話しかけました。
「いや、ちょっと事故が、、、」
どうも彼は今日ここで、交通誘導をしていたようなんです。
「なんで事故なんかおこったんですか?」
「えっと、、、」
こいつも煮え切らない答えしかしません。
このアル中が
そこに警察がはなしかけてきました。
「責任者さん、こっちきてもらえる?」
どうも、僕に向かって言ってるみたいなんです。
どうして僕が責任者になってるのかがわからない。
ちがうわ、このアル中が
「いえ、僕は責任者ではありません。ただの上司です。」
「ま、いいや。少し聞きたい事があるから来てもらえる?」
「はぁ」
警察官と僕は少し離れた場所に移動しました。
「んで、事故の原因なんだけど。」
「はい。僕もそれがきになってるんです。」
「どうもね、犬と遊んでいたらしいんだ。」
?????「えっ?どういうことですか?」
「だから、
犬にご飯あげてて目を離したらしいんだよ。」よし。こいつクビ
ってな事は僕には出来なかったので、社長に包み隠さず報告しました。
「犬と遊んでて事故になったみたいです」
「今すぐ石田を呼べ。」
僕はここですぐ帰りました。
次の日、僕は会社の防犯カメラを再生してみました。
、、、、、、、
人間、5時間くらいは正座できるもんなんですね。
- 2006/04/07(金) 01:17:40|
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ドリキャスの電源ケーブルがいかれました。
何とかならないかなぁと試行錯誤すること数10分。
すごい事に気づいたんです。
ドリキャスのコード(横から)

プレステのコード(横から)

ドリキャスのコード(正面から)

プレステのコード(正面から)
これいけるんじゃね?よし、、、
おりゃ!
!!!!!今目の前で見せ付けられる、ソニーとセガの競演!
無事電源もついている!
これはポカリで祝杯をあげねば!
バッシャーン!うわー!ポカリが爆発した!ドリキャスがー!!!俺の2002が死んでいくーーーーー
明日ドリキャス買いに行きます。
追記:やすだ連合KOF更新しました
- 2006/04/05(水) 03:38:24|
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